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 18日、寝屋川社保協総会が行われ、73人が参加しました。

 前半は学習会「人間らしい労働と生活」

 講師は関西勤労者教育協会副会長の槙野理啓さん

 槙野さんは、「長時間過密労働・不安定雇用が社会全体に広がっているが、ほんの30年前まではそれなりに仕事もあったし正規雇用も定時勤務も当たり前だった」として、なぜ今の日本ではこんなにも「人間らしい労働と生活」が失われているかについて話をされました。

 労働者にとって、仕事は単なる「生活の糧」ではなく、自らの能力を発揮し、社会に貢献する「やりがい」でもあります。
 「やりがい」があればついつい仕事に熱中する。
 資本家(会社)はその「やりがい」を利用して長時間過密労働や低賃金を押し付けています。

 また、フランスやデンマークなどヨーロッパ諸国では、医療費や教育費などをすべて無料にして、失業時の生活保障(日本の失業保険や生活保護)を手厚くして、「安心して失業できる」仕組みをつくっているが、日本では医療費や教育費にお金がかかり、失業してもすぐに仕事を探さなければ生活ができなくなるので、不利な条件でもとにかく働かざるを得なくなり、労働者の低賃金・長時間過密労働がいっそうひどくなっています。

 そのうえで槙野さんは、人間は原始時代、力を合わせて労働をすることで脳が発達し言語を発明して猿から人間に進化してきたことを説明し、「労働が人間をつくり、人間はみんなで力を合わせて賢くなる存在であり、人間は発達するようにできている。しかし、もうけを出すことを第一に考える資本主義社会では、そうした労働のあり方がゆがめられる」と述べました。

 そして、ここ10年間のヨーロッパやアメリカなどの先進諸国の経済力の増加割合が、日本の増加割合とケタ違いに多いことを示し、その違いはアメリカやヨーロッパは給料を上げることで内需(国内にまわるお金)を活発にして経済を発展させている。賃上げをした企業には補助をして、中小企業も賃上げできるようにしている。ところが日本はリストラをしたら補助金を出すという正反対のことをした。こんなことで経済がよくなるわけがない、社会保障を充実し、賃金を上げ、不安定雇用もなくすなどの「人間らしい労働と生活」こそが、日本経済を安定的に伸ばすことにつながると強調しました。

 最後に槙野さんは、「景気が良くなれば賃金を上げるのではなく、賃金を上げれば景気は良くなる」というのは、自然にわかることではない。しかし、学べばわかるのが労働者だとして、学習の重要性を訴えました。

IMG_2689s.jpg

 講演会のあとは議案(活動報告、活動方針、決算・予算・会計監査報告、役員体制)の提案や各分野の報告が行われ、最後に議案の承認を確認し閉会しました。 
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