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歴史の散歩道
村人が再興した寺 大恩寺


 寝屋川市の秦町に法蔵山大恩寺がある。

 秦河勝(はたかわかつ・千四百年ほど前に聖徳太子を補佐したと伝えられる豪族)が創建したと伝えられる寺で、「本尊の阿弥陀如来と聖徳太子の影像を安置して、大恩寺と名づけた」との記録があるとか。

 その後この寺は何度かの盛衰の後、400年ほど前には荒廃し、本尊をはじめ多くの経巻や宝物・仏具が散逸したという。

 ところが、正保年間(300年ほど前)に市兵衛という村人が、寺の近くで木造の阿弥陀仏を掘り出して奉行所に届け出た。

 奉行所では高札をたてて由緒を知るものをさがしたが、誰も申し出るものはなかった。

 たまたま通りかかった仏師がこの像を見て、「これは聖徳太子の御作である」と告げた。喜んだ村人たちは奉行所より下げてもらって荒廃した寺に納め、以後ご本尊として尊崇するようになったという。

 大恩寺の観音堂には、明治の廃仏毀釈で廃寺となった神宮寺の阿弥陀仏・十一面観音・不動明王・毘沙門天が安置されている。

 古来より、人々が何を大切に思うかで盛衰が起こるのでしょうが・・ 世の中この先どう変わっていくのでしょうね。

 今、ふんばり時かも・・

寝屋川生活と健康を守る会発行の「守る会ニュース」連載の「歴史の散歩道」より転載しました。
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