2013.04.27
枚方の生活保護裁判・市は控訴すべきではない
枚方生活保護裁判の画期的な勝利判決が、先週金曜日の19日に言い渡されました。
この裁判は、生まれつき股関節に障害を持ち歩行が困難な佐藤キヨ子さんが、日常生活に不可欠で資産価値もない自動車の保有を理由に生活保護を廃止され、再度の保護開始申請も却下され、枚方市を相手取り2010 年2 月に生活保護棄却決定取消等請求事件として提訴したものです。
判決では廃止処分及び却下処分の違法性を認め却下処分を取り消すとともに、国家賠償法上も違法であるとして、被告枚方市に約172万円の損害賠償の支払いを命じる「完全勝訴」でした。
足の不自由なひとがその移動手段を持つことも許されず、持つことを理由に生存権保障から排除するなどということは、人道的にも許されない残酷な仕打ちです。
枚方市は控訴するか否かをまだ明らかにしていませんが、地裁判決を謙虚に受け止め、これ以上原告に大きな不安や負担を強いることのないために、控訴しないことを早急に決断すべきです。
この裁判は、生まれつき股関節に障害を持ち歩行が困難な佐藤キヨ子さんが、日常生活に不可欠で資産価値もない自動車の保有を理由に生活保護を廃止され、再度の保護開始申請も却下され、枚方市を相手取り2010 年2 月に生活保護棄却決定取消等請求事件として提訴したものです。
判決では廃止処分及び却下処分の違法性を認め却下処分を取り消すとともに、国家賠償法上も違法であるとして、被告枚方市に約172万円の損害賠償の支払いを命じる「完全勝訴」でした。
足の不自由なひとがその移動手段を持つことも許されず、持つことを理由に生存権保障から排除するなどということは、人道的にも許されない残酷な仕打ちです。
枚方市は控訴するか否かをまだ明らかにしていませんが、地裁判決を謙虚に受け止め、これ以上原告に大きな不安や負担を強いることのないために、控訴しないことを早急に決断すべきです。
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